聖母の冠にバラとユリ。

1枚目「神秘の小羊の祭壇画」の聖母。2枚目ラファエロ。聖母は天国で「天の女王」として冠を授けられたと考えられた。その冠にバラとユリ。聖母の墓にも同じ花。ユリは純潔の象徴。バラは花の女王と考えられ聖母は「トゲのないバラ」と言われました。

(ファン・エイク兄弟作「ヘントの祭壇画(神秘の小羊の祭壇画)」、1430-1432年頃、ヘント、聖バヴォン大聖堂、3.50×4.61m)

(ラファエロ作「オッディの祭壇画」、1502-1504年頃、ヴァチカン、絵画館、2.72×1.65m)

名画を読み解く

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