ルーベンスとドラクロワ。どこか似る。

どことなーく似ていませんか?1枚目は17世紀の巨匠ルーベンスの作品。2・3枚目は19世紀の巨匠ドラクロワ。ドラクロワはルーベンスのこの作品から影響を受けていますよ。ではどの辺か。斜めの構図。肌を引き立てる赤。躍動的な人物といったところに注目です。

(ピーテル・パウル・ルーベンス作「マリー・ド・メディシスのフランス上陸(連作「マリー・ド・メディシスの生涯)」、1622-1625年、パリ、ルーヴル美術館、INV1774、3.94×2.95m)

(ウジェーヌ・ドラクロワ作「サルダナパールの死」、1827年。パリ、ルーヴル美術館、RF2346、3.92×4.96m)

(ウジェーヌ・ドラクロワ作「地獄のダンテとウェルギリウス」、1822年、パリ、ルーヴル美術館、INV3820、1.89×2.41m)



名画を読み解く

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