シャンデリアの1本だけのろうそくは、「アルノルフィニ夫妻」にも見られます。ここでもろうそくの火は、光である神の暗示。ここでは火がついています。「アルノルフィニ」は結婚の誓いの場面。ここに神が隣席していることを暗示します。受胎告知はこれから神が到来します。
(ロヒール・ファン・デル・ウェイデン(工房)作「受胎告知(部分)」、1435年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV1982、86×93cm)
(ヤン・ファン・エイク作「アルノルフィニ夫妻の肖像(部分)」、1434年、ロンドン、ナショナル・ギャラリー、82.2×60cm)
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