可哀想な無実の人。2023.03.31 13:43ボッティチェリです。こんな作品も描いているのです。ただならぬ不穏な印象。人物は抽象的な概念を人間の姿で表すもの「擬人像」。タイトルは「誹謗」。犠牲者が愚かな裁判官の前に引き立てられ、無実の罪を着せられる。講義ではこれも解説します。
春・ヴィーナス誕生ともう一枚。2023.03.30 23:30「ヴィーナス誕生」と「春」は対をなして解釈される。先に描かれたのは春で、当初春と対をなしていたと考えられるのが実は1枚目。智恵の女神が野蛮な者を制する。「春」は「地上の愛」を表すもの。見えてくるのが「結婚」に関する教訓。
アモルの連作。愛の力を世に知らしめる。2023.03.30 10:30ルーヴル美術館展 愛を描く。こちらが連作の5枚目。結末。若者に成長したアモル(愛)。「美」(鏡)と「若さ」(杯)に伴われ、伝令の神がアモルの力を知らせるべく旅立ちます。若さと美が愛をかき立てる大きな力となります。
アモルの連作。若い神に受け入れられる。2023.03.29 12:58ルーヴル美術館展 愛を描く。連作三枚目は幼いアモル(愛)がいたずらで母に叱られ穀物の女神ケレスの懐へ逃げ込むところ。愛と豊かな食べ物は心を満たします。こちらは四枚目。少し成長したアモルが、若い世代の神々に受け入れられ贈り物を渡されます。
アモルの連作。偉大な神に紹介される。2023.03.29 12:52ルーヴル美術館展 愛を描く。続き。連作二枚目。アモルはだんだんに成長していきます。最高神ユピテルが驚く(目印:鷲)。隣りは妻(冠)。向こうに最高神の兄海の世界の王(三叉の矛)。月の額飾りが目印の処女神ディアナも見られます。
アモルの誕生。愛の誕生。2023.03.27 14:00ルーヴル美術館展 愛を描く。ここからの5枚は連作。アモルの誕生がスタート。小さな愛の神が偉大な神々に迎え入れられていきます。母は愛の女神。お供の三人は三美神。翼があり薔薇を撒くのは曙の女神です
アモルは最高神も恐れる怪物。2023.03.27 13:57ルーヴル美術館展 「プシュケの夫は最高神もおそれる人ならぬ者」とお告げは語る。2枚目。アモルが最高神の鳥と武器を奪う。アモルの矢に射られれば最高神すら抗えず愛にとらわれます。
アモルとプシュケ。こちらは結末。2023.03.27 13:52ルーヴル美術館展 愛を描く。ポスター作品と同じ二人を描くのがこちら。あちらは恋の始まり。こちらは結末。試練を乗り越え二人は結ばれる。神々が祝います。結婚の守護者ユノ女神が二人を結びつけています。
恋する女性は魔法も使う。2023.03.27 13:47ルーヴル美術館展 愛を描く。前二作品を含むこれら三つは同じ物語です。先程の二人が左にいる。草陰に隠れる、彼らは手前の若者を探しに来たのです。魔女の魔法にかけられすっかり腑抜けになっています。
魔法の島。女性たちの誘惑。2023.03.23 10:30ルーヴル美術館展 愛を描く。前の作品とこちらは同じ場面を描きます。舞台は魔法の島。二人の戦士が仲間を探しに来たのです。湖で泳ぐ女性たちが水から上がり、悩ましい裸身が彼らの目にさらされる。おいしい食事と楽しいひとときで女性たちは彼らを足止めしようとします。
女性の武器は女性の魅力。2023.03.22 11:37ルーヴル美術館展 愛を描く。第一部第2章「どう思いを遂げるか」。男性は力に訴える。女性の武器は女性の魅力。魔法の島へ仲間を探しに来た戦士。魔女の配下の女性二人は水から上がり、裸体を長い髪で隠し食事の席へ誘う。快楽への誘惑。あらがうのは至難の業です。
ケンタウロスが英雄の妻をさらう。2023.03.21 10:52ルーヴル美術館展 愛を描く。第一部2章「どう思いを遂げるか」。半人半馬のネッソスは英雄ヘラクレスの新妻に欲情し増水した河を渡るのを手伝うと申し出さらおうとする。ヘラクレスに射られ死ぬ。止めようとしているのは河の神です。