神は光⑥。2021.07.31 14:16名画を読み解く。「神は光」ということを明確に表わしているのがこちらの作品。神から同心円状に光が広がり、放射線状に光が放たれる。中世フランス。アンリ・ベルショーズ。神を讃える礼拝堂のために描かれた作品です。神の力があまねく広がる。
神は光⑤。2021.07.30 13:58名画を読み解く。神は光。無名の人物の何気ない日常を描くような「風俗画」にも、神は「光」として暗示される。よく似た雰囲気の作品。部屋に光がさす。体の不調に苦しむ人が、神を顧みぬ不摂生を悔やみ、神に対し行いを反省しています。
神は光④。2021.07.29 10:30名画を読み解く。レンブラントが描く使徒/福音書記者聖マタイ、カラヴァッジョが描く使徒聖トマス。どちらもキリストの弟子。額に強い光があたる。神は光。マタイは神に導かれキリストについて記述する。トマスは復活したキリストの体に触れが本物であることを理解する。
神は光③。2021.07.28 10:35名画を読み解く。ジョルジュ・ド・ラ・トゥール。神は光。マグダラのマリアがランプの光を見つめ、イレネが松明に照らされ瀕死の聖人を救う。女性たちが神の光に照らされて、神に思考を満たされていることを示します。
神は光②。2021.07.27 10:30名画を読み解く。ジョルジュ・ド・ラ・トゥール。神は光。赤ん坊のキリスト、少年イエス・キリストが画面の中で最も明るく輝く。これはキリストが神の子であり神そのものの本質を持っていることを暗示している表現です。
神は光①。2021.07.26 10:30名画を読み解く。見たこともないリアルな聖なる人々の描写で人々に衝撃を与えたカラヴァッジョ。神は光。徴税所にいたマタイ、息絶えた聖母を照らす光が、マタイを呼び、聖母を迎えに来た神を暗示しています。
ろうそくの話⑦。2021.07.25 11:22名画を読み解く。神は光。ろうそくに火がついていれば「神がそこにいること」。火が消えている場合は「神の不在」。生活が神から離れている暗示。人物が見えない部屋の連続。火の消えたそうそくが背徳的な行為が行われていることを示す。一家の主婦の不貞。何故わかる?
ろうそくの話⑥。2021.07.24 11:10名画を読み解く。ろうそくの話。厨房で働く若い女性。働き者を讃える絵画?ここにもろうそく。神は光。火が消えている。神の不在。信仰から離れていること。警告されているのは女性でなくその主人。過度な食欲や贅沢、放蕩に溺れることが批判されています。講義は教室・配信にて
ろうそくの話⑤。2021.07.23 10:45名画を読み解く。ろうそくの話。続き。前の作品と似たこちらは両替商を描く。仕事をする夫の隣で妻は祈りの本そっちのけで夫の手元の金を見る。妻の後ろにろうそく。火は消えている。神は光。信仰から離れているのが、妻の方ということを思わせます。
ろうそくの話④。2021.07.22 10:40名画を読み解く。ろうそくの話。いかにも嫌~な感じのこの作品にもろうそく。こちらは徴税人を描く。彼らは厳しい取り立てで人々から嫌われる。後ろの棚にろうそく。火は消える。神は光。これは「神の不在」。彼らが信仰から離れていることを表わします。講義は教室・配信にて
ろうそくの話③。2021.07.21 11:19名画を読み解く。作品中に描かれるろうそくの話。「受胎告知」にもろうそく。こちらは火が「ついている」パターン。クリヴェッリの有名な作品。神は光。こちらは聖母のお腹に神の子が「宿った」ということを表わします。
ろうそくの話②。2021.07.20 11:05「受胎告知」にもろうそくが。火がついている場合とついていない場合がある。こちらは、「ついていない」パターン。これは「まだ」ついていない、「まもなく」つく、ということ。神は光。聖母のお腹に「まもなく」神の子が宿る。救い主到来の「期待」を表わします。