ヨアヒム・パティニールの作品は、風景の中のディテールに注目です。2020.01.31 05:55ヨアヒム・パティニールの作品は、風景の中のディテールに注目です。神の創造の業を讃える雄大な景色の中に、物語の場面や、様々な暗示が隠されます。ディテールをじっくり見てくださいね。
舟を漕ぐ人物はカロン。ここは死者が行くところ。2020.01.31 05:54舟を漕ぐ人物はカロン。ここは死者が行くところ。ここでは、キリスト教的なものとギリシア神話的なものが融合していますよ。流れが左右に分かれています。どちらが正しく生きた人が行く世界か。わかりますか?
ジオット「スクロヴェーニ礼拝堂」。「最後の審判」。2020.01.31 05:53ジオットの「スクロヴェーニ礼拝堂」、壁面装飾最後の場面「最後の審判」。よみがえる人・神の国に迎えられる人・地獄に落とされる人。地獄の人びとは罪に応じた責め苦を受けています。見れば見るほど、興味が尽きない。隅々までじっくり見て下さい。
ラファエロとダ・ヴィンチ。なんとなく似る。2020.01.31 05:52全てルーヴル美術館。1枚目と3枚目はラファエロの作品。なんとなーくダ・ヴィンチの作品に似ていませんか?ラファエロは、ダ・ヴィンチと同じ時にフィレンツェにいてダ・ヴィンチの影響を受けました。
ジオット。聖フランチェスコの4つの場面。2020.01.31 05:51ジオット作、ルーヴル美術館の重要作品。キリスト教の人気聖人、聖フランチェスコの生涯に関する伝説の4つの場面がここに描かれます。主場面が「聖痕を受ける聖フランチェスコ」。下の3つは、「教皇の夢」「修道会設立の認可を受ける」「鳥たちに教えを説く」という場面です。
「ロランの聖母」。ロランの頭上に旧約聖書の場面。2020.01.31 05:50ヤン・ファン・エイクの「ロランの聖母」。ルーヴル美術館の至宝、キリスト教美術の宝石。ロランの頭上に旧約聖書の場面。「アダムとイヴの楽園追放」「カインとアベルの捧げ物・アベルを殺すカイン」「ノアの箱舟・ノアの泥酔」。人類の罪と愚かな行為を表わす場面です。
ダ・ヴィンチが最後まで手元に置いていた三つの作品。2020.01.31 05:48「モナリザ」「聖母子と聖アンナ」「洗礼者聖ヨハネ」。これらは、レオナルド・ダ・ヴィンチが最晩年イタリアからフランスに持ってきて、最後まで手元に置いていた作品です。これら三つの作品は、全てルーヴル美術館の所蔵です。果たしてレオナルド・ダ・ヴィンチのどんな思い入れが込められていたのか...
最後の審判。全て同じ聖書の記述に基づく表現です。2020.01.31 05:47最後の審判。全部同じ場面。全て同じ聖書の記述に基づく表現です。ミケランジェロ、ファン・デル・ウェイデン、メムリンク、フラ・アンジェリコの表現です。
ルーヴル美術館「アポロンのギャラリー」天井装飾。2020.01.31 05:47ルーヴル美術館、「アポロンのギャラリー」天井装飾。ここには、たくさんの神話の神々が描かれて、曙・昼・夕方・夜という一日の時間帯、春夏秋冬の四つの季節、大地や海などの空間を表します。1枚目は春(花の女神とそよ風の神)2枚目は夏(太陽の神と穀物の女神)を表わします。
マグダラのマリアは、ベタニアの兄弟姉妹の、マリアと同一人物とみなされます。2020.01.31 05:45マグダラのマリアは、ベタニアという村の兄弟姉妹マルタ・マリア・ラザロの、マリアと同一人物とみなされます。全て「ラザロの復活」を描きます。復活するラザロの近くにいる、やや目立つ女性が姉妹のマリアで、マグダラのマリアと同じ人、というわけです。
マグダラのマリア。目印はおろした長い髪と香油壺。2020.01.31 05:44全てマグダラのマリアです。目印は、おろした長い髪と香油壺。マグダラのマリアは、キリストの足を涙でぬらし髪で拭い、香油を注いだ罪の女性と同一人物と考えられました。マグダラのマリは、復活したキリストが最初に現れた人物です。マグダラのマリアは、キリストの死後、信者たちの迫害の中、小舟で...
「キリストの復活の三連祭壇画」。2020.01.31 05:43ルーヴル美術館のメムリンク作品「キリストの復活の三連祭壇画」。復活するキリストの後ろの景色の中には、朝キリストの墓へやってきて墓が空になっているのを見つける三人の女性が描かれています。アーチの部分左右隅には、彫刻を模した表現で、旧約聖書の話が描かれます。左に「弟アベルを殺すカイン...