メトロポリタンのペトルス・クリストゥス「キリスト哀悼」②。2022.04.30 10:40#メトロポリタン美術館展 のキリスト哀悼。右奥に見えるのは十字架の根元。キリストの十字架の足下には、頭蓋骨が描かれる。2枚目は同美術展フラ・アンジェリコ「磔刑」。同じく十字架の下に頭蓋骨。場所の名前「ゴルゴタ(頭蓋骨)の丘」を表すのが一つの理由。もう一つは?
メトロポリタンのペトルス・クリストゥス「キリスト哀悼」①。2022.04.29 11:11メトロポリタン美術館展 ペトルス・クリストゥス「キリスト哀悼」。来日作品の中では地味な方。息絶え、十字架から下ろされたキリストを悼む場面。右奥に、キリストがかけられていた十字架の足が見える。力なくくずおれる女性は母マリア。寄り添うのは愛弟子ヨハネです。
メトロポリタンのレンブラント「フローラ」⑤。2022.04.28 10:36メトロポリタン美術館展 レンブラントが描くフローラにはどんなお話があるか。ボッティチェリの「春」に描かれます。春のそよ風/西風の神が、緑の草のニンフに恋をする。純潔を奪った代償に、そよ風の神は、草の妖精を花の女神(フローラ)に変えました。
メトロポリタンのレンブラント「フローラ」④。2022.04.27 10:45メトロポリタン美術館展 レンブラント「フローラ」はティツィアーノの影響を受けていますよ。2枚目はスペイン大使所有でアムステルダムにありレンブラントは目にする機会があったと思われます。2枚目は高級娼婦を花の女神になぞらえる。1枚目には亡き妻の面影が指摘されています。
メトロポリタンのレンブラント「フローラ」③。2022.04.26 10:40メトロポリタン美術館展レンブラント「フローラ」からティツィアーノ「アドニス」に至る話。花の女神フローラを花に身を変えた人物たちが讃える作品で、先頭を歩く二人が愛の女神と恋人アドニス。アドニスは猪に突かれて死に、悲しんだ女神は青年をアネモネの花に変えました。
メトロポリタンのレンブラント「フローラ」②。2022.04.25 10:40メトロポリタン美術館展 レンブラントが描いたフローラは、ギリシア神話でなくローマ神話の女神で花の女神。プッサンが描いたこちらはルーヴル蔵。車に乗る花の女神フローラを「変身物語」が語る花に変身した人物たちが讃えます。先頭にアネモネに変わったアドニスがいます。
メトロポリタンのレンブラント「フローラ」①。2022.04.24 10:40メトロポリタン美術館、レンブラント作「フローラ」。2枚目はエルミタージュ、レンブラント28歳。1枚目は48歳頃。たくさんの花と女性を描く。どちらも花の女神を題材とする。2枚目は数多くモデルをつとめた妻サスキアがモデル。1枚目には亡きサスキアの面影が指摘されています。
神話が語る独特な愛。彫刻/作者、父娘、母息子。2022.04.23 10:40神話には独特な恋の形の話、ありますね。彫刻に恋した男性。娘が実の父に焦がれ交わる話(生まれたのがアドニス、愛の女神の恋人)。オイディプスは、父を殺し母と結婚すると予言される。幼い頃捨てられ、父と知らず殺してしまい、怪物を倒した褒美に王妃であった母を妻に与えられ、子供をもうけます。
メトロポリタンのジェローム「ピュグマリオンとガラテア」⑦。2022.04.22 10:40メトロポリタン美術館展 ジェロームとティツィアーノをつなぐ話。1枚目の2人の子がキニュラス。実の娘と交わってしまったことを知り娘を殺そうとする。神に願い木に変えられる娘。幹から取り出された子が世にも美しい子供、4枚目の男性アドニス。変身物語の話、面白いですよ
メトロポリタンのジェローム「ピュグマリオンとガラテア」⑥。2022.04.21 10:45続き。メトロポリタン美術館展 ピグマリオン。翼のある子供は愛の神クピドン/キューピッド。愛の女神ヴィーナスの子とされる。同じ姿の仲間がたくさん描かれることも。2枚目はルーヴルのブーシェ。愛の神たちが恋の場面と示す。恋しているのは...牛。最高神が変身しています。
トロポリタンのジェローム「ピュグマリオンとガラテア」⑤。2022.04.20 10:40メトロポリタン美術館展 「ピグマリオン」と同じテーマを描くのがルーヴル美術館の2枚目。ナポレオンの戴冠式・民衆を導く自由の女神と同じエリアにありますよ。大きくて目を引きます。注目は翼のある小さな子供。愛の神。これが登場する作品は、恋の話であるとわかりますよ。
骸骨。骸骨。骸骨。2022.04.19 22:30「死の勝利(部分)」。骸骨がいっぱい。死を表す。高らかにラッパを鳴らす。誰も死から逃れることはできない。王がいて、農民がいて、巡礼者がいて....。ありとあらゆる死の形が示される。ピーテル・ブリューゲル(父)。